ダンス・ダンス・ダンス

羊をめぐる冒険』を読み終わり、現在『ダンス・ダンス・ダンス(上)』を読んでます。先週は3日間で『らんま1/2』全38巻を読んでしまったり(アホ)と、なかなかの読書の秋。『ダンス〜』は、高校時代現代文の読解問題で一部分を読んで、いつか読んでみたいと思っていたのでした。まだ上巻の5分の2程度までしか読んでませんが、なんとも神経症的な小説。主人公の性格には自分と被る部分あるけれど(“自分は自分”とか、真正直に生きていると自分で思っているところ)、私こんなにへタレじゃないっす。ひとりぼっちが寂しいとか自分に存在意義があるのかとか、無力感を感じながら流れるがままに生きてる。ひとりぼっちだって存在意義がどうだって、そんなに気にすることないやんと思うのですが、それは自分が本当にひとりぼっちじゃないからなのかな・・・とも思ったり。34歳(男)にもなってこんなに行き場のない主人公はやっぱり特殊な人間なのかも。悪い人ではないのに、どうしてこんなに彷徨っているんだろう?そこがすごく謎です。5分の2まで読んだところで、物語はオカルトめいてきました。オカルト、ホラー苦手。先を読むのが嫌になってきた。